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ショパン国際ピアノコンクール

ショパンは、第一次世界大戦で解放されるまで他国によって虐げられたポーランド人の誇りである。ポーランド人はその大戦後、彼の名を冠した国際ピアノコンクールを、その誕生日を中心とした期間で開催した。現在音楽コンクールは数多くあるが、このショパンコンクールこそが近代コンクールの先駆けというべきものである。現在も続く音楽コンクールの中では最古のものである。

5年に一度の、若手ピアニストにとっての最高の登竜門である同コンクールは、今日では10月のショパンの命日を中心とした期間開かれ、ワルシャワの熱心な音楽ファンにとっては待望のものとなっている。公式日程のほか、市民が気に入ったピアニストを(たとえ予選で落ちた者でも)私的に囲んで演奏会を催したり、期間中遠方からの参加者がピアノを貸してくれる市民宅に逗留したりするなど、単なる優劣付けにとどまらない一大音楽イベントである。近年2大会続いて優勝者が輩出されないという状況だったが、第14回2000年度コンクールにおいて中国のユンディ・リが15年ぶりに優勝に輝いた。第15回2005年度コンクールの模様はインターネットで全世界に配信され、ファンのあいだで話題になった。


優勝者
1927年 レフ・オボーリン(ソ連)

1940年? アレクサンドル・ウニンスキー

1945年? ヤコブ・ザク

1950年? ハリーナ・チェルニー・ステファンスカ

1955年 アダム・ハラシェビッチ

1960年 マウリツィオ・ポリーニ(イタリア)

1965年 マルタ・アルゲリッチ(アルゼンチン)

1970年 ギャリック・オールソン

1975年 クリスティアン・ツィマーマン(ポーランド)

1980年 ダン・タイ・ソン(ヴェトナム)

1985年 スタニスラフ・ブーニン(ソ連)

1990年 (該当者なし)

1995年 (該当者なし)

2000年 ユンディ・リ(中国)

2005年 ラファウ・ブレハッチ(ポーランド)

主な入賞者には、第5回第2位ウラディミール・アシュケナージ、第7回内田光子、第10回第2位タチアナ・シェバノワ、第10回第5位エヴァ・ポヴオツカ、第14回第2位イングリット・フリッターなどがいる。なお、第1回に作曲家のドミートリイ・ショスタコーヴィチがソ連代表の一人として出場し第2位入賞を果たしたという情報が見受けられる

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